研究報告
なんか変な展開になってますね、STAP細胞方面が。
早稲田大の人の論文に異議を唱えた山梨大の人が記者会見で着ていたパーカーはハワイ大学、という所に思わず目が行ってしまいました。
さて、そんな僕もしたことありますよ、研究。
大学5年の夏休みに解剖学だったかな?とある研究室に期間にして二ヶ月弱、論文を一つ完成させるまで所属したのです。まあ、卒後の進路を決める参考にするための体験学習みたいなもんですね。
内容はというと、そのとき書いた論文は記念に今でも保管していますが、家の収納の奥から引っぱり出してくるのが面倒なので憶えている範囲でざっくり説明すると、なんとかっていう細胞を培養すると別のなんとかっていう細胞が出来ますよ、っていう研究だったかと思います。
一人のインストラクターの先生に作業を丁寧に教えてもらいながら、研究作業だけでなく一服するのも一緒、とその人とマンツーマンで過ごす日々でした。真夏に男と二人っきりはキツかったですね。
そして肝心の研究ですが、結果から言うと『失敗』しました。
さあ、これで目的の細胞が出来てるはずっ!と最後の最後に顕微鏡覗いたらさ、なーーんもいないのよ!もぉ〜、やんなっちゃう♡
論文の『結論』の段落にまさか書き込むことになるとは思わなかった単語、『fail』。
これもよい思い出です。
で、実はその夏、教官先生はちょうど『豆腐ダイエット』なるものを実行されていました。
てっきり、白米を豆腐に置き換えてカロリーを減らすってだけの事かと思ってたらそうではなくて、おかずなしで豆腐だけバクバク食べてるんです!変なドレッシングみたいなのかけて!
それじゃあ栄養偏るだろ、と思いましたが何も言わず見守りました。
おかげで彼の脳に栄養が回らず思考力が低下した結果、生徒である僕の研究が失敗したのだと、今では思うようにしています。