♪♪ S・U・S・I 寿司〜
昨日のお昼の話になりますが、なんとなく胃が疲れていて、それと同時に午前の診療終わりが遅くなってしまい時間もありませんでした。
なので、ランチにはさっぱりしてて手早く食べられるものをと考えましたが、ファーストフードはどうしても脂っこいものになりがちだしなあと悩んでいたところ、、、頭上に電球点滅!テッテレ〜 ♪
いやいやあるじゃないか、さっぱりしたファーストフード。
我等が、、『寿司』!
いまや手頃な店から高級店まで様々ですが、確か江戸時代とかではファーストフードの位置づけであった、と聞いた覚えがあります。
ということで、『ちゃんとした高めのお店で美味しい寿司をあえてファーストフード感覚で気軽に食す』チャレンジをしてみました。
お店の扉を開けて入ると、ランチタイム終了ギリギリだったためお客さんは僕一人。
無音の店内、カウンターに案内されて一人前を注文。
ピンと張りつめた空気の中、親方と一対一です。
緊張するわけにはいきません。なんてったって『ファーストフード感覚』ですのでね。
しかしそんな想いとは裏腹に、お茶の入った湯呑みを持つ手が軽く震えている僕。35歳。
何かのゾーンに入るかのように構え、ごく自然に、そして寡黙に握り始めてくれた親方。
スタートのまぐろ二連発が美味すぎて、その江戸前の仕事の奥深さにボクちゃん、頭と口の中がめっちゃカオス♡
出されるがままにバクバク食べてお吸い物ズイズイ吸って、、、10分くらいで終わってしまったでしょうか。
時間だけ見たらファーストフードですがその10分間の経験値は高く、なんかよく分かんないけどまた行っちゃいそうです。
『ファーストフード感覚』なんて軽い事言ってた自分をぶん殴ろうかと思いましたよ。
その後もしばらく舌の上に残り続けた余韻は僕に色々考えさせてくれました。
この旨味は何の出汁だろう?
包丁の入れ方で舌ざわりも変わってくるだろうからあんな味になるのかな?
グルメライターではないので偉そうな事は言えませんが、夜になってもそんなような事を素人なりにぼーっと考えてたら、、、
『相棒 12』が始まるのをすっかり忘れていましたっ!
録画も忘れて一話まるごと見逃しましたわ。
今度、お寿司屋さんの親方に録画してませんか?って聞いてみて、そんな相棒トークから仲良くなって、いずれはサービスで握りの大きさがどんどんデカくなっていく、、、
そんなイヤらしい計画を立てている男。
それが僕。